環境活動レポート 2013年度 環境活動レポート

6.2013年度(第81期)環境目標と実績及び、環境活動計画とその取組み結果及び評価

※ 結果の判定及び目標達成状況は「○」=達成又は良好、「△」=達成には至らないが許容できる、「?」=未達成、の三段階にて表示いたします。

1)二酸化炭素排出量(方針2の1)/主担当部署:全社

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
1,182,876kg-CO2
969,958kg-CO2
基準年使用量の18%削減
19.9%減
前期:2012年
925,246kg-CO2
906,741kg-CO2
前期使用量の2%削減
2.4%増
2013年の実績
947,784kg-CO2
判定:?
最終評価
工場稼働率が前年に比べ増加(稼働率100%超)のため、電力使用量及び灯油(冬季暖房)使用量が増加したことにより目標を達成することができなかった。
図06-01. 二酸化炭素排出量

※1 購入電力・排出係数は2012年度実績(中部電力0.516、東京電力0.525、関西電力0.514)を使用。
※2 具体的な取組内容としては①~⑤に挙げる各環境負荷を低減することとする。

①電力使用量(方針2の1)/主担当部署:東京営業所、大阪営業所、技術棟・本社棟

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
1,573,957kWh
1,259,165kWh
基準年使用量の18%削減
24.8%減
前期:2012年
1,156,683kWh
1,133,549kWh
前期使用量の2%削減
2.3%増
2013年の実績
1,182,988kWh
判定:△
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
エアコンの設定温度を守り、クールビズ、ウォームビズで冷暖房電力を節約する。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
不用時、不要場所の照明を消灯する。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
事務所の蛍光灯を作業に支障のない範囲で取り外し、節電する。
維持、良
維持、良
維持、良
良、維持
機械更新時・増設時、高効率品を選定する。
該当無し
天井クレーン交換
該当無し
継続
事務所蛍光灯LED化を検討する。
検討
技術棟
実施開始
継続
技術棟LED化
順次実施
待機電力削減のため、コンセントを抜く。(会議室・食堂などのTV他)
未、再検討
各サイト:四半期毎累計の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
東京営業所
大阪営業所
本社・工場
?
?
最終評価
工場稼働率が前年に比べ増加(稼働率100%超)のため本社・工場の使用量が目標を達成できなかった。

②灯油使用量(方針2の1)/主担当部署:本社棟・技術棟

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
90,350リットル
74,087リットル
基準年使用量の18%削減
23.6%減
前期:2012年
66,740リットル
65,405リットル
前期使用量の2%削減
3.4%増
2013年の実績
69,019リットル
判定:△
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
営業試験において、灯油ボイラーを適切に管理し、運転時間を短縮する。(適時起動・停止)
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
工場内暖房ストーブの適正使用(不在時の暖房カット)を徹底し、ウォームビズを推進。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
各サイト:四半期毎累計の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
本社・工場
最終評価
気候の影響と冬季の工場稼働率が高かったため暖房使用時間が増加し、昨年に比べオーバーしたと考える。

③LPガス使用量(方針2の1)/主担当部署:本社棟、技術棟、(給食業者)

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
3,923m3
3,217m3
基準年使用量の18%削減
49.7%減
前期:2012年
2,106m3
2,064m3
前期使用量の2%削減
6.3%減
2013年の実績
1,973m3
判定:○
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
給湯室の瞬間湯沸し器の火種は使用後、消化する。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
ガスバーナ・コンロなど、火力の適正調整で無駄を減らす。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
本社・工場(給食業者)
?
最終評価
SD試験室設備改造などの効果が現れ、削減できたと考える。

④ガソリン・軽油使用量(方針2の1)/主担当部署:全社

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
51,654リットル
42,356リットル
基準年使用量の18%削減
16.5%増
前期:2012年
60,730リットル
59,515リットル
前期使用量の2%削減
0.9%減
2013年の実績
60,192リットル
判定:△
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
「急発進・急停止・急加速・急減速」4急操作をしない。社有車燃費集計で啓蒙。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
「暖機運転」をしない。フォークリフトなどの暖機は必要最低限とする。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
公共交通機関の利用により、社有車使用削減に努める。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
社有車更新時にハイブリッド車又は低燃費車を採用する。
1台入替
無し
1台入替
計3台入替
低燃費車考慮
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
全社
最終評価
エコ運転などによりガソリン車の燃費向上し、昨年より少ない使用量となった。しかし、ディーゼル車は昨年を上回る使用量であった。出張作業量に影響されるためコントロールが難しいが、啓蒙活動を続ける。

⑤炭酸ガス使用量(方針2の1)/主担当部署:生産部

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2011年
2,490kg
2,042kg
基準年使用量の4%削減
13.2%増
前期:2012年
2,010kg
1,970kg
前期使用量の2%削減
40.3%増
2013年の実績
2,820kg
判定:?
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
溶接用(半自動溶接機)と冷やし嵌め用で使用している炭酸ガスを必要最低限とする。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
生産部(本社・工場)
?
?
?
?
最終評価
当社製品スラッジドライヤー(横型回転ドラム)など、コロを有した製品の受注が多く、コロとコロ軸を冷し嵌めしているため、使用量が多くなった。仕事量の影響ではあるが、必要最低限の使用量で作業するよう啓蒙を続ける。

2)OA用紙使用量/主担当部署:東京営業所、大阪営業所、技術棟・本社棟

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
13.1ton
10.7ton
基準年使用量の18%削減
42.3%減
前期:2012年
7.60ton
7.4ton
前期使用量の2%削減
0.5%減
2013年の実績
7.56ton
判定:○
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
コピーや印刷は必要最小限とする。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
裏面を徹底利用する。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
電子データ化推進。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
ISO文書体系のスリム化を実施し、書類を減らす。
検討継続
検討継続
検討継続
検討継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
東京営業所
?
大阪営業所
本社・工場
?
?
最終評価
昨年度と同等の使用量であり、中期目標を大幅に達成した状態を維持できている。

3)廃棄物排出量(方針2の2)/主担当部署:全社

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
224.3(68.9)ton
183.9(56.5)ton
基準年使用量の18%削減
34.3%(30.9%)減
前期:2012年
145.1(56.7)ton
142.2(55.6)ton
前期使用量の2%削減
1.5%増(16%減)
2013年の実績
147.3(47.6)ton
判定:△
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
紙ゴミ・雑誌は分別することにより可燃ゴミを減らし、徹底的に再資源化とする。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
廃油・金属の分別を徹底し、再資源化する。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
購入機器カタログや取扱説明書類は電子情報で入手し、紙冊子は必要最小限とする。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
段ボール・木枠類の再資源化・再利用を促進する。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
パレット類は原則、返却する。
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
使用済みの充電式乾電池の回収、リサイクル。(事務局)
実施、良
実施、良
実施、良
良、継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
全社
最終評価
貸出機破損による廃棄、外注製作品の社内再製作など金属廃棄量(再生業者引取)が多い1年であった。金属以外の廃棄物は16%減と良い成果が上がった。

※ 廃棄物総量は再生金属含む。括弧内は再生金属を含まない数量。

図06-02. 廃棄物排出量

4)総排水量(方針2の3)/主担当部署:総務課

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2004年
34,501m3
28,291m3
基準年使用量の18%削減
52.6%減
前期:2012年
20,289m3
19,883m3
前期使用量の2%削減
19.4%減
2013年の実績
16,358m3
判定:○
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
工場内、営業試験による節水の啓蒙。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
総務課(本社・工場)
最終評価
5月に地下水配管修理を実施し、大幅に汲上量が減ったため、目標を達成できた。しかし、町水使用量が前期2,428m3、今期2,526m3で4%UPとなっている。

5)グリーン購入(方針2の4)/主担当部署:総務課、購買課

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2012年
累計34品目
5品目追加
毎年5品目ずつ追加
累計46品目
2013年の実績
12品目追加
判定:○
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
事務用品・製品に使用する機器について、環境ラベル認定製品を優先的に購入する。
未実施
未実施
確認実施
目標変更
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
本社・工場
?
?
最終評価
登録品目の再確認・調査及び追加により、対象割合は37.8%から40.7%に上昇した。
次年度は目標を登録件数から購入実績における対象比率調査に移行する。

6)化学物質使用量(PRTR対象物質:トルエン)(方針2の5)/主担当部署:生産部

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
基準年:2009年
1,604kg
1,476kg
基準年使用量の8%削減
27.8%減
前期:2012年
1,236.2kg
1,211kg
前期使用量の2%削減
6.3%減
2013年の実績
1,157.9kg
判定:○
その他
PRTR対象物質
使用量
キシレン(前年:866.7kg)
905.9kg
4.5%増
エチルベンゼン(前年:313.6kg)
249.8kg
20.3%減
トリメチルベンゼン類(前年:188.6kg)
219.7kg
16.3%増
その他(コバルト・クロム・鉛化合物など)前年:43.3kg
34.4kg
20.6%減
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
シンナーなど(トルエン)の使用量を削減する。特に製品・部品の洗浄用シンナー使用量を減らす。
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
啓蒙継続
洗浄時、アルコールを併用する。
実務に即していない。削除
実務に即していない。削除
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
生産部(本社・工場)
?
?
最終評価
10月頃まで昨年に比べ塗料を必要とする(材質に鉄を使用した製品)受注が多く、それに応じ使用量が多かった。

7)当社製品でCO2削減、省エネに取り組む(方針3)/主担当部署:開発部、技術部、各サービス部

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
前期:2012年
累計28案件
3案件追加
毎年3案件ずつ追加
累計38案件
2013年の実績
10案件追加
判定:○
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
新規設備に関し、装置設計の際、省エネを推進、顧客に提供する。
実施継続
実施継続
実施継続
継続
設備の点検・改修時は省エネを検討、顧客へ提案する。
実施継続
実施継続
実施継続
継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
開発部
技術部
産機・環境サービス部
最終評価
全社の営業努力により10案件納入することができた。(環境サービス関連7案件、産機新規3案件)
※第7項にてご紹介

8)周辺住民への影響(方針6)/主担当部署:総務課

  実績 2013年目標値 目標設定根拠 結果
前期:2012年
ゼロ
ゼロ
苦情件数ゼロ
ゼロ
2013年の実績
ゼロ
判定:○
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
機器の日常点検や定期点検、環境パトロールを確実に実施し、近隣住民から寄せられる苦情をゼロにする。
点検実施
パトロール実施
点検実施
継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
総務課(本社・工場)
最終評価
日常点検・環境パトロールなどにより、苦情の原因となる不具合を出さない状態を維持できた。

9)製品実現プロセスにおける「失敗・クレーム」(方針4)/主担当部署:全社(品質保証室)

  当期受注案件の当期発生 当期発生費用
目標値
第80期の90%以下
第81期売上高の1.2%以下
2013年の実績
設定値に対し99.9% 判定:○
第81期売上高の1.49% 判定:?
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
品質管理委員会で『失敗・手直し・クレーム』費用の月次実績確認を行う。
実施
実施
実施
継続
社内不適合事例及びその是正処置・再発防止処置を確認実施。
実施
実施
実施
継続
顧客の重大な苦情及び、その是正処置・再発防止処置を確認実施。
実施
実施
実施
継続
予防処置活動を推進。
予防処置
報告書
1件発行
確認継続
確認継続
継続実施
業務チェックでマネジメントレビューを活性化。
MR実施
確認継続
MR実施
継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
全社(品質保証室)
?
?
?
最終評価
当期受注案件の当期発生費用は、営業努力により追加工事費用の回収ができたため、目標を達成することができた。当期発生費用は小さなミスの積み重ね、外注製作品の社内再製作、数年間に及ぶ納入機不具合対策の費用支払いなどにより、目標を達成することができなかった。

10)年間教育・訓練(方針5)/主担当部署:全社

環境改善教育・訓練を年間2回または4時間実施
判定:○
具体的な取組内容\四半期毎の評価 6月 9月 12月 評価・見直
品質管理委員会で経営者による改善進捗状況として、『年間教育・訓練計画(計画及び実施)』を確認。
確認
確認
確認
継続
各サイト:四半期毎の評価(目標値達成状況) 6月 9月 12月 年間
全社
最終評価
本年度は、全社的に初心に戻り、EA21についての勉強会を各課で実施、再確認をすることができた。