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ワークライフバランスの整備

育児、介護、家業、趣味、地域活動等、社員によって仕事と両立するものは様々であり、
それらと仕事の両立を支援することで、社員が仕事に集中し、より高い成果を生みだすための施策を検討する。
制度等の支援だけではなく、より高い成果を出すために、社員が自らの働き方の変革に取り組んでいくことを促していく。

2023年度

2022年度

2021年度

2020年度

2019年度

2018年度

2017年度

  • 検討中
    育児・介護のための勤務時間短縮制度の再整備
  • 検討中
    計画的付与制度導入による有給休暇の取得促進
  • 完了
    女性活躍推進のための一般事業主行動計画の策定

活動報告

  • 男性社員(営業職)、3カ月の育休を終えた感想【2022年度】

    ●育児休業取得をした感想を教えてください。

    良かったことは大きく3つです。
    1.子供との時間を作れたのが何よりも良かったです。

    2.ライフプランニングができました。
    家庭に時間をかけることができたので、生活費見直し、教育資金、老後資金を考えることができました。これらは働くための心理的基盤でもあると思います。

    3.料理スキルが身につきました。
    毎食ご飯を作っていました。今では土日のご飯は私が作っています。会社には自分で作った弁当を持って行っています。

     

    ●どの様なことを学びましたか。またどの様なことを業務に活かしたいと思いますか。

    女性は男性よりも子供、家庭に対して深く、多くのことを考えていると感じました。女性目線で考えることができ、今までたくさん負荷をかけてしまっていたと反省しました。

    幼稚園関係、料理、ファイナンシャルプランニング等、色々なことを学びましたので、総合的な能力UPが業務に生きればと思っています。

     

    ●育休取得にあたり、気を付けておくべきことがあれば教えてください。

    大川原製作所:男性が育児休暇を取得しても問題ない(安心して取得してほしい)といった雰囲気作りが必要だと感じます。

    上司    :引継ぎ~復帰後のプランをざっくりでも共有していただけると、今後の展開が想定できるので取得者は安心できると思います。

    同僚    :育休取得前と同じように接してもらえればうれしいと思います(同僚に恵まれ大丈夫です)。

  • 男性社員(技術職)、1年間の育休を終えた感想【2022年度】

    ●育児休業取得をした感想を教えてください。

    まずは、娘が無事に1歳の誕生日を迎えられたことにほっとしています。そして、今回の育児休業を後押ししてくださった会社の皆さんには本当に感謝しています。育休中は、途方もなく長いと思っていた1年が、終わってみるとあっけなく、ただ、振り返ってみると様々な出来事が思い出されます。

    上の娘が生まれた時は、仕事から帰ると、妻から「今日は初めてハイハイが出来たよ」「今日は初めてママって呼んでくれたよ」などと教えてもらいましたが、今回は「初めて〇〇した」の全てに立ち会うことが出来ました。また、上の娘(3歳)は幼稚園の入園前でずっと家にいましたので、朝から晩まで毎日一緒に遊びました。近所の公園は全部行き尽くしましたし、色んな遊びを飽きるほど繰り返しました。こんな長く連続した時間をこの子と過ごす事は、もう一生無いんだろうなと思うと、この1年が本当に大切な時間だったことを改めて実感します。

    今回、育休取得は初めてでしたが、2人目の子どもということもあり、ある程度イメージをもっていたつもりでしたが、育休を経験して初めてわかったこともありました。その中でも強く感じたのは、家で育児する側(多くの場合は母親)の「孤独感」と「行き詰まり感」です。育休に入ると、まず会社というコミュニティから切り離されます。1日のほとんどを自宅で過ごし、外の大人との関わりが極端に減ることで、社会から断絶されたような感覚になります。その中での育児は不安の連続で、それが毎日のように続くと、こんな生活がいったいいつまで続くのか、といった行き詰まり感を感じるようになりました。そんな思いを、妻と2人で共有しながら子育てが出来たことは、私にとってはとても心強かったですし、育休を取得して得られた貴重な体験だったと思います。

    ●どの様なことを学びましたか。またどの様なことを業務に活かしたいと思いますか。

    仕事も子育ても、人との協力関係がなければ成立しません。そのためには、情報の共有が不可欠です。今回の育休では、さらに「体験の共有」にまで意識を拡張することが重要だと感じました。育休で感じた「孤独感」「行き詰まり感」は、体験するこで得た理解です。ネット記事などから得る知識とは違った、言葉で表せない雰囲気や感情に近い情報です。いかにして相手の体験を共有するか、その意識が価値観の共有へと繋がり、組織としての力になるのではないかと思います。大事な事はメールだけではなく電話でも伝える、1人でも出来る仕事をあえて分担して一緒に作業する。一見、非効率な行動のように思えますが、重要な仕事ほど、意識することで、ミス・クレームや属人化による様々なリスクを低減できるのではないかと思います。

    子育ても仕事もまだまだ道半ばですので、育休で学んだこと、仕事で学んだこと双方をミックスして、今後も成長していけたらと思います。

    ●育休にあたり、「大川原製作所が」「上司が」「同僚が」気を付けておくべきことがあれば教え下さい。

    育休前は上司、育休中は会社の役割が重要になってくると思います。上司の方は、育休前のなるべく早い時期に、業務の引継ぎ担当者を決めて頂けると良いと思います。

    引継ぎ担当者は、育休取得社員が在社中に不明点を確認できるので、伝達漏れを防ぐことができます。育休中の特に後半は、復帰後の勤務について、会社側から育休者にヒアリングすることが重要です。育休前のぼんやりとしていた復帰後のイメージは、子が生まれて育児を経験して、初めて明確になります。私の場合、総務部にWEB面談を主導して頂き、復帰後の勤務について、自部署の上司と細かく確認できたため、かなりスムーズに業務に復帰できました。

    育休復帰後は、上司や同僚の皆さんからあたたかい言葉をかけて頂き、不自由なく業務に復帰出来ていますが、世の中には嫌な思いをされた方もいらしゃいます。個人の問題である部分もありますが、ハラスメント教育等の会社で行っている対策を今後も継続・強化して頂き、育休取得しやすい風土を保って頂けたらと思います。

  • 男性社員の育児休暇開始インタビュー!【2022年度】

    ●育児休暇取得の背景を教えてください

    育児休暇は第二子に対して5ヶ月間申請しました。長女の幼稚園入園までの2ヶ月間は、妻は第二子に付きっきりとなり、育児・家事の手が必要となります。また、少し落ち着くまでの期間を3ヶ月間とし、今後の家庭生活において、夫婦間で育児・家事の大変さを共有することが、良い経験になると考えました。

    ●取得にあたって考えたこと、不安に思ってことはありますか

    受注間際の大型案件の業務の引継ぎ、職場復帰後のキャリアプランです。復帰後に居場所があるかという不安もあります。

    ●いつくらいから、どの様に引継ぎを開始しましたか

    2ヶ月程前から、引継ぎを開始しました。営業は担当エリアがありますので、育児期間中は代理担当で対応を予定しています。各担当者に引継ぎ説明、資料を作成し引継ぎを行っています。

    ●どの様に家庭に向き合いたいか、意気込みをお願いします

    このような長期休暇は中々取れませんので、貴重な時間と考え、家族を大切にしたいです。

    ●今後育休取得を考える方に一言おねがいします。

    家族より大切なものは無いと思います。仕事のこと、特に職場に迷惑がかかる等とを考えると育休取得に気が引けます。仕事は「仕事」、家族は「家族」と分離して考えて頂くと楽になります。

    ●所属上司から一言。

    育休期間で得た事は今後業務でも活きてくると思います。しっかり家庭に向き合って、有意義な時間としてください。

     

    インタビュー後談:

    男性は育休について「申請し難い」「受け入れにくい」という気持ちもまだある様です。また、女性と同様ですが、復帰後の環境に対して漠然とした不安もある様です。男性の育休取得に対応できる社内体制や環境醸成、また復帰に際して不安を抱かせない様、風土醸成・環境整備を行っていきたいと思います。

  • 男性社員の半年育児休暇開始インタビュー!【2021年度】

    この度、OKWoMen前メンバーが約半年の育児休暇を取得することとなりました!

    取得の経緯や意気込み等をインタビューしましたので是非お読みください♪

     

    ●育児休暇取得の背景を教えてください

    今回第2子の出産にあたり、長女が幼稚園に入るまでの半年間、妻の育児負担が増えること、お互いの親が働いており、また近くに住んでいないため、手伝いを頼みづらいことから育休取得を考えました。

     

    ●取得にあたって考えたこと、不安に思ったことはありますか

    自分の担当業務がうまく引き継げるか、職場を長く離れることで仕事の勘が鈍らないか、少し不安に思いました。

     

    ●部課長及び会社の反応はどうでしたか

    男性社員の長期育休取得はあまり前例がないため、私の中で最初は漠然とした不安感はありましたが、上司の方々が子の誕生を喜んで下さり、また復帰後のキャリアプランも一緒に考えて下さり、心強く感じました。

     

    ●いつくらいから、どの様に引継ぎを開始しましたか

    1月初旬、部課長に意向を伝えました(7月1日から休暇開始)。その時点で、引継ぎ可能な業務は引き継ぐことになりました。担当していた案件は複数あり、大型装置の試運転、また別案件の基本設計、アフターフォローなどです。

    当時は試運転中ということもあり、基本設計を別の方にお願いしていましたので、そのまま担当を交代して頂きました。引継ぎ後も2~3ヶ月は問合せが続いたため、早めに業務を引き継げて良かったと思います。

    試運転は4月に副担当を選任頂きました。極力、業務を等分して協業することで、マニュアル文書化が難しい現場対応のノウハウを共有出来ました。短期的な業務効率は落ちましたが、客先への信頼関係や現場感覚を養う上で効果的でした。

    アフターフォローについては、問合せの可能性がある客先連絡先を一覧表にして課長に引き継ぎました。顧客へのメール送信時は、業務報告も兼ねて、課長をBCCで入れています。

     

    ●どの様に家庭に向きあいたいか、育休中の意気込みをお願いします

    1人目の時は、仕事と育児の両立を心掛けていたつもりでしたが、結果的に妻に任せきりになってしまいました。今回はその反省を活かして、職場復帰後の生活リズムを意識しながら、育児に専念したいと思います。

     

    ●今後育休取得を考える方に一言

    思っていた以上に会社は親身に前向きに相談にのってくれました。育休を考えられている方は、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

  • telework、在宅勤務のアンケート結果【2020年度】

    コロナウイルス感染防止対策の一貫として、東京・大阪営業所をはじめ、静岡本社においても出勤率を下げる取り組みをおこなっていました。(現在でも、東京・大阪営業所は時差出勤を積極的に行っています)

    この異常事態終息後も、teleworkや時差出勤を活用していくために、「やってみてどうだったか」アンケートを実施しました。

    営業所では出勤率を1~2割にするため、積極的にteleworkと時差出勤を取り入れたところ、全体の8割りがWLBが向上したと答え、生産性についてもについても、変わらないもしくはよくなったとの回答が全体の8割りを超えていました。

    静岡本社においても出社率を5割程度にするために、teleworkを導入しましたが、生産性が下がったとの答えが実施者の約5割、WLBの向上については実施者の約4割が向上したと回答をしました。

    今後もコロナ禍だけでなく、平常時も運用に乗せるために、使いやすい制度にしていく事はもちろんですが、ペーパーレスや電子化、部下の成果管理方法等課題もあるので、一つ一つ解決していきたいと考えています。WEB会議システムは導入済みですので、さっそく、社内でWEB会議がより円滑に行える様な機材の充実化や電子印導入に向けて動いています。

     

     

  • 生産現場でサマータイム導入【2020年度】

    コロナウイルス感染拡大防止の対策として、当社工場では早番と遅番の時差出勤勤務をおこなっておりましたが、早番利用者から「道が混んでないので通勤時間が短縮された」「家庭時間が充実した」「涼しい時間に業務が効率的にできた」等の高評価の声が多くあったため、7月より9月までサマータイムを導入し、始業を7:00とすることに決定しました!
    現場の熱中症対策としても有効に働きそうです。

  • 「企業が取り組むべきこれからの仕事と介護の両立支援とは」に登壇しました【2018年度】

    2018年10月26日に静岡市主催のダイバーシティ経営推進セミナー、テーマ「企業が取り組むべきこれからの仕事と介護の両立支援とは」に、パネリストとして登壇し、当社の取り組みについて紹介しました。

    当社では仕事と介護を両立支援する為の規定を設けておりますが、いつ発生するか分からない介護という状況に、会社として即時対応できる様、社員が利用しやすい環境と規定の整備を進めていきたいと思います。

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